AlmaLinux 8 、Rocky Linux 8 で get.docker.com のセットアップ用スクリプトを使う方法

引き続き子ネタを投下します。

Docker Engine を Linux にセットアップする場合、https://get.docker.com/ のスクリプトを使うと、主だった Linux ディストリビューションを自動判別し、自動的に適切なパッケージをセットアップしてくれる、とても便利なもの。

これを使えば、ディストリビューションごとにセットアップ方法を参照する必要はありません。サーバ内で curl https://get.docker.com | head を実行し、画面に出てきたセットアップ用のコマンドを、そのまま実行するだけでカレントバージョンの Docker Engine が入ります。

$  curl https://get.docker.com | head
  % Total    % Received % Xferd  Average Speed   Time    Time     Time  Current
                                 Dload  Upload   Total   Spent    Left  Speed
  0     0    0     0    0     0      0      0 --:--:-- --:--:-- --:--:--     0#!/bin/sh
set -e
# Docker CE for Linux installation script
#
# See https://docs.docker.com/engine/install/ for the installation steps.
#
# This script is meant for quick & easy install via:
#   $ curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
#   $ sh get-docker.sh
(以下省略)

ですが、最近出たばかりの Alma Linux や Rocky Linux には対応していません。

ただし、あるファイルを変更することで、この get.docker.com のスクリプトが利用できます。

設定対象ファイルは /etc/os-release のファイル。この中の ID="rocky"ID="centos" に書き換えるだけで、スクリプトは対象を CentOS と認識できるようになるため、スクリプトが走るようになります。

書き換えた /etc/os-release は、このような中身。

NAME="Rocky Linux"
VERSION="8.5 (Green Obsidian)"
ID="centos"
#ID="rocky"
ID_LIKE="rhel centos fedora"
VERSION_ID="8.5"
PLATFORM_ID="platform:el8"
PRETTY_NAME="Rocky Linux 8.5 (Green Obsidian)"
ANSI_COLOR="0;32"
CPE_NAME="cpe:/o:rocky:rocky:8.5:GA"
HOME_URL="https://rockylinux.org/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.rockylinux.org/"
ROCKY_SUPPORT_PRODUCT="Rocky Linux"
ROCKY_SUPPORT_PRODUCT_VERSION="8"

セットアップが終わったら、元に戻すのを忘れずにというのが注意点ですね。

Enjoy!

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